新聞紙



七月三十日の朝

駅前広場から

古新聞いちまい

舞いあがった

たかくたかく飛び

二階建ての家を飛びこえていった


そのように

あかい色の愛は

白く翔く愛へと

昇華されねばならない


どうあればいいのか

見ると 新聞紙は

風に二転三転し

池のまんなかに

ポチャリと落ちた


風まかせ人生

しっぽり濡れるのが


おちか




Copyright(C)1998





−Copyright(c)2001- Okuhito all rights reserved−