メールマガジン発行過去録
実践!UFO/スカイフィッシュ






               [創刊号]


みなさん。はじめまして。
えらく気負った題名で、しかも創刊号とありまして、いささか緊張しています。
やっているうちにリラックスできるものと思い、書き進めていくことにいたします。


[ ビデオカメラ撮影のススメ ]

UFOとスカイフィッシュ。どちらも見たことのない人がほとんどでしょう。
UFOならまだしもあまたの人が目撃しているという中で、私などごく数回しか
見たことがありません。
スカイフィッシュにあっては皆目無しです。
なのになぜ、こんな珍妙な話に乗っかってしまったのか。
不思議好きなのは前々からありました。
そんなときに、知り合った人が、武良さんでありました。
今から8年前のことです。
その頃すでに、武良さんはUFO撮影を日課にしていました。
撮影歴は、今まで通算すると、15年以上になりますか。
私と知り合ったときは、たまたま六甲山上UFOが民放各局、新聞誌上で
取り上げられた直後でした。

その映像については ↓ の中ほどにあります。
http://www4.justnet.ne.jp/~muraramu/

私はそんな著名人とは知らず、持ち前の興味から話しを聞き、ビデオ収録編集
テープのお土産をもらって帰って、とても信じられないほどの分量写っていること
に驚嘆し、撮影同行のお付き合いを始めたという経緯です。
同行第一回目の撮影は、神戸の須磨海岸でしたが、私の旧式カメラにも何回か
写っておりました。
これに気を良くして臨んだ二回目、兵庫県高砂市石の宝殿において、2時間ば
かり写した中に、ほぼ同角度で飛ぶ得体の知れない棒状UFOがときおり出現し
たそのかなり後、約3分間に渡って、航空ショーか??とみまがうような3種類の
UFOの競演がビデオに収まっていたのです。見所は、6シーンに及びました。

その映像のアニメ等は ↓
http://www006.upp.so-net.ne.jp/yuyumuso/uuhasso/okuhito/ufo-gz1.htm

自分自身のカメラに写った!!
これほど安易に信じてしまうに足る事件はありません。
目撃だけであれば、いくら長時間見続けていたとしても、第三者への説得力はあり
ません。短時間の目撃に過ぎなければ、自分の目の錯覚かもしれないで、済ませ
てしまうことのほうがたやすいでしょう。
しかし、私の場合は、ビデオテープに証拠として残ってしまったのです。
百聞は一見に若かず。
この諺を地で行っているわけです。
目撃だけとすれば、自分にだけ与えられた稀有な恩恵と捉えることもできますが、
第三者に話してみても、相手によりけりで、一笑に伏されかねません。
環境によっては、自分だけの内緒話で止めておくことが無難な場合もあります。
しかし、第三者にいつでも見てもらうことが可能であれば、いつか機会が訪れる
ことでしょう。それがビデオカメラで撮影をする所以なのです。

確率的に目撃が難しいUFOも、連続撮影する時間の中であれば、チャンスは広が
り、写した中のどこかに入っているかも知れません。
そのやり方で、武良さんは、一回当たり撮影確率99%という今までの実績、
つまり”ぼうず”で終わらない成果を収めてきているのです。
むろん、写っている中には、虫や鳥の残像のような場合があります。
が、それらを割り引いても、なお写るものに説明のつかない場合があるのです。
それを武良さんが逐一選別し、私がもう一度精選した結果として、ホームページ上に
のっけてきたというわけです。
しかし、私もいろいろやることが多いのと、近頃動作のスピードが鈍って、預かって
いる画像もはなはだ多いのに、チェックがおろそかになり遅れてきています。
縮小などもしなくてはと思うのですが、ブローバンド主流化を頼りに、直接出させて
もらったりして省力化し、皆様にご迷惑をおかけしている次第です。

こうしたことから、私がお勧めしたいのは、UFOやスカイフィッシュに興味がお
ありなら、他人の情報を聞くのも面白いかもしれませんが、ご自分で体験して
やろうという意欲で、ビデオカメラを回していただくことに尽きます。
目撃体験という稀有なことにトライしようと、しばらく空を眺めるのも手ですが、
UFOもゆっくり現れて人様の相手をして遊んでくれるわけもありません。
人知れず飛び回っているからこそUFO。
向こうも忙しいのでしょう。
ならば、動体視力を鍛えて、見えないほどの剛速球を見ようと無理するのでなく、
撮られたビデオが写す範囲のみをしっかり見て、見方のコツを掴んだ上で、
何が飛んでいるのか調べるほうがましではないかということです。
もしかすると、飛んだ!?掘り出し物が見つかるかも知れません。

なぜこの方法をお勧めするか。
それは百聞は一見に若かずの証拠が残せること。
テープが消えない限り、あなたが誰に語って聞かせても良い、確かな目撃体験と
なって残っているということからです。

ちなみに私は、アンビリバボーに先の6シーンのUFO映像のことを知らせると、
番組制作会社のイーストから要請があり、オリジナルテープを送ったのです。
しかし、待てど暮らせど回答はおろか、テープが戻されてきません。
3ヶ月ほど経って問い合せると、担当者は海外取材に出ているとのこと。
テープを戻してくれと要請しましたら、しばらく経って、担当者から連絡が入り、
すぐ返送するので、コピーだけさせて欲しいというわけです。
見てくれてもいなかったんでしょうかね。
そして、戻ってきました。無回答で。
がっかりでした。

こちらのアプローチに粘りが足りなかったのかもしれません。
いわゆる、根回しというやつですかね。
武良さんほどになれば、あちらから意向を尋ねてくるくらいになるのですが、
私ごときでは待ちぼうけはきかないようです。
武良さんも、これはすごいと絶賛してくれた代物なんですがね。
でも、いつの日にか、また出せるチャンスがくるはずです。
その可能性のあることが、撮影による記録の利点なんです。
いつか花開くときがある。(^^;/


[ 撮影の仕方 ]

何も難しいことはありません。
まず必需品は、ビデオカメラです。
お手持ちのビデオカメラは、Hi8でもDVCでも構いません。
私など前記の成果は、それこそビデオ撮影の初期の機械によるものです。
鮮明度やキレが良くないですし、次のような問題がクリアーできていません。
望むべきビデオカメラの性能として、シャッタースピードの調節ができるもの
であれば、被写体が高速移動していても、形のはっきりした状態で記録され
ます。
武良さんによれば、1/700より小さければ、ほぼ大丈夫ですとのことです。
私はHi8のCanonMovieboyで、1/4000にして写しています。

また、撮影の要領は、ふだんあなたが運動会の撮影などをしておられたよう
にすればいいのです。
ただターゲットが違うため、ぱっと見、何もないところに置く感じになります。
道行く人が見れば、バードウォッチングか?と見てくれますし、
よほど気になれば、「何を撮ってるんですか?」と訊ねてくれることでしょう。
あるときなんか、土建屋の車がやってきて、聞いてきたことがありました。
彼らは、我々が不法投棄を見張っているものと誤解したみたいで、
いったんはわけを聞いて納得して帰ったようですが、
後日、いつもの撮影場所に、土砂のお土産が置かれておりました。(^^;

手持ちで撮影するのも、三脚で固定して撮影するのも、オーケーです。
我々の撮影は、夜にはいっさい行いません。
だから、夜に奇妙な光体をカメラで捉えるということはありません。
昼間のみ、撮影を行います。
UFOは夜だけ出るものでもないからです。
休日の昼間に、適当な時間を作って、撮影に臨みます。

被写体は専ら空を飛ぶものですから、空を重点的に背景に入れます。
UFOの場合は、空をファインダー全体の3,4割くらいにして、
山やビルなどの風景がその下にくるという具合にします。
空を飛ぶUFOは、明るい空を背景に実在感のある黒っぽいシルエットとして
写る場合が多いのです。
もちろん、ときには、丸い銀ボールのようなものや、逆三角UFOなども入るこ
とがあるかもしれません。
これなら申し分ない成果となります。
スカイフィッシュも空を飛ぶわけで、空を背景に、薄めのシルエットのように
して写ります。
そして、もともと山のほうに多く棲息していることから、山で撮るとしますと、
スカイフィッシュが暗めの山腹をよぎるときには、白っぽく写ります。
しかも、森から森へと低空飛行していることが多いようで、ズームアップして
山腹を撮影すると、けっこう撮れるようです。
だから、スカイフィッシュのみに重点を絞るなら、山腹や谷に向けて望遠撮影
すれば良いと思います。

今まで我々は、多く三脚で定点固定してぶっ続けで撮影をしていました。
しかし、後でテレビに映して検査するときに、同じ光景ですと、眠気を催して、
肝心の出現のタイミングを逃がすことになりますから、適宜手持ちに切り替えて、
撮影を楽しまれたほうがいいです。
ただし、手持ちの場合は、なるべくあちこち動かさないようにすべきです。
オートフォーカス機能にしていると、ピントがずれてしまいますから。
後で検査する工程のあることを念頭に入れ、撮影時間を適当に設定されたら
良いと思います。
要は、やる気と忍耐力しだいというわけです。


[ 撮影ビデオの検査 ]

撮影が終われば、撮影時間を倍以上する検査の時間がどうしても必要です。
これが嫌で、投げ出してしまうなら、以後続いたりしません。
だから、撮影時間を初めのうちは短く取って、検査するようにしてください。
欲張ると、あとが続きません。

検査は、テレビ画面に映して見ます。
このとき、再生装置として、コマ送りやスロー再生ができるものが必要です。
ビデオカメラにその機能が付属しているなら、その機械だけで再生、コマ送り
再生、編集までができるかもしれません。
私の場合は、CanonMovieboyにコマ送りなどの機能が無いため、
いったんビデオデッキを使い、VHSテープにコピーします。
なるべく画像劣化の少ないHGテープを使います。
そして、コピーされたテープをテレビ画面に再生しながら、検査していきます。
機能の豊富な機材をお持ちなら、それだけで余分な行程は要らなくなります。

再生していきますと、何の変哲もない、撮った山や空が映し出されていきます。
当たり前ですね。
しかし、よく画面を覗いて見ていてください。
すると、一瞬、まったくの一瞬ですが、よぎる物を認めたりします。
ありゃ!?
ちょっと待て。
テープの送りを停めて、逆回しをしながら、コマ送りをすると、
さっきよぎったはずの物が、正体を顕してきます。
ひとコマひとコマ画面上を遷移してはいますが、何かが出てくるというわけです。
ただし、水平に出てくる線状のものは、テープのノイズです。
シャッタースピードがいきおい小さく設定してあるなら、虫とか鳥はその形で
映ります。
角度がついていてよぎる訳の分からないものは、可能性があります。
ただ、背景にピントが合っているため、手前の物体はぼやけます。
これが撮影物を不明瞭にする原因ですが、よく見ると、棒状の物体が足を
二本なり四本なり出していたり、サインカーブを呈していたりことがあります。
あるいは、シャッタースピードが十分小さいのに、棒状に映っている。
こうした場合が、我々がスカイフィッシュとして認めているものです。
その他、虫と紛らわしい場合もありますが、ことによるとUFOということが
あります。
淡く丸いシルエットが、雲の中に入りながら彼方に飛んでいくという場合も
ありましたから。
だから、航跡の中におかしな場合があれば、ひとコマごとに意味があるのでなく、
その物体の航跡のシーン映像にこそ意味があることになります。


[ 成果をどうするか ]

我々は、テープに撮られた成果部分を、コマ毎のキャプチャー画像にしたり、
DVCなら、コマ毎の取り込みにより、個別の画像として扱い、ホームページ
掲載などをしています。
しかし、基本になる映像テープは、対応して保存し残すようにしております。

胸を張れるほど顕著な成果が得られた場合は、番組や専門誌に投稿したり
いたしております。
また、肝心の映像シーンばかりを集めた映像集を別途制作しています。
映像シーンとそのコマ送り解析をワンペアーとして集積したものを、一本の
テープにして、CD化、DVD化を見据えていこうと考えています。

みなさんも、これはというものが撮れれば、胸を張って番組投稿をなさったら
よろしいかと思います。
主要民放各局も不思議番組を持っておりますし、ローカルテレビ局などは
地方の話題と絡めて取り上げてくれる積極性を持っていたりしますので、
まずは地方から攻めてみるのもいいかもしれません。
新聞誌は、よほど鮮明なものでないと、写真掲載は困難でしょう。
学研ムーなどの専門誌は、随時募集しているようなので、直接投稿を働き
かけられたらよいかと思います。


[ 次号で詳しくしたいこと ]

今号では、主として私の撮影体験から申し述べました。
活躍中の武良さんの独特のやり方もありますので、紹介してまいります。

武良さんがスカイフィッシュ撮影でテレビ出演され、その番組を見て呼応する
ように、「それなら昔襲われたことのある生き物だ!」と地方紙の神戸新聞の
読者投稿欄に出されたのが坂本さん。
このかたの経験には途方もないものがあるため、スカイフィッシュの水先案内人
としてメンバーに加わってもらった次第です。
次号は、このかたの経験談でこのメルマガを彩る所存です。

また、この18日には、坂本さんの案内で、ついにスカイフィッシュのコロニー
に潜入することになりました。
下手をするとズタズタにされかねないとのことで、次号の成行は相手次第と言え
そうです。

彼らの姿は ↓
http://www.infoseek.livedoor.com/~bon_okuhito/uukogei/sakamoto/fig_fish.htm

ツチノコよりはたくさんいて、同じだけ恐い。
どちらにトライするかといえば、見難くとも数の多いほうでしょうね。
もしも、検体としてコロニーの残骸などが手に入れば、急ぎ科学的鑑定を学術
機関に依頼しようなどと、どこか良いところはないかただいま探しております。
まあ、そこまでは無理でしょうね。すでに腰が引けてますから。("";
とにかく、撮影を兼ねながら探索してまいりますので、次号の報告に加えること
ができると思います。
では、次号を請うご期待。

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