5月26日 地獄谷撮影会 |
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2002年5月26日、神戸市東灘区の住吉霊園を上がった、地獄谷を見晴らせるところで、撮影会を行った。 参加者は現地にお住まいでスカイフィッシュとなじみの坂本さんと奥さん、UFO/スカイフィッシュ撮影の武良さん、 そして同行のSNさん、私の5人であった。 当日は天候が良く、視界もはっきりしていた。 開始早々から、谷沿いの緑の上にスカイフィッシュが飛んでいると、坂本さん。 また、坂本さんの奥さんもそのように仰る。 武良さんもやや間を置いて、いま上空を飛んでいるといった報告をされる。 SNさんと、私にはしかとは見えていない。 どんなに目を凝らして見るも、難しいのである。 ビデオカメラを地獄谷のほぼ同じあたりに合わせるように、あちこちでセット。 私の1台を含めて、4台である。 定点に構えて、もし一つのカメラに映っていれば、他のカメラでも映っていると想定しての行為だ。 坂本さん夫妻と武良さんは、呼び寄せるために工夫する。 武良さんは写真にある鐘を鳴らし、手を谷のほうに向けて何かエネルギーを発しているようである。 坂本さんの奥さんは口笛を吹かれた。 この口笛は、竜を呼ぶときの笛、竜の笛、竜笛と仰っていた。 これがスカイフィッシュを呼び寄せるのに効果的なのだという。 竜笛とは、雅楽の楽器にもある。 奥さんのする口笛も、昔から伝わっていた旋律を吹いているだけだったというが、 ある種の雅楽の旋律に似ていることに気がついたという。 ご主人の坂本さんは様々なコメントをしてくださる間にも、奥さんは撮影開始から終了までたえず口笛を吹いておられた。 まさに陰ながらの内助の功であった。 また、こんな演出もあった。 釣竿の先に直径30cmほどの銀紙を張りつけた円盤を光り物として垂らし、竿を立てると、さっそく風もさほどないのに 円盤が何かにぶつかられたように動き回り、竿がしなるのである。 「ああ、いま来てる」と坂本さん夫妻。 お二人には見えているようだ。 目を凝らすも、私には見えない。 「どうも見えんです」 これが個人差というものなのだろうか。 はためく円盤を見ながら、そんなやり取りが何度か続いた。 スカイフィッシュは、光り物に興味するらしい。 このため用意してあった凸面鏡の手鏡を出して、太陽光線を谷に向かって照射する。 そうすると偶然スカイフィッシュに当たって、そのときに白く光るのだという。 私はそんな偶然に期待して照射を闇雲に続けた。 しかし、坂本さん夫妻は、そんなものとはお構いなしに、谷の林の中に白い光を見たりした。 スカイフィッシュがホバリングしているのかもしれないという。 やはり私にはそれもしかと見えない。 やがて、坂本さんの手ほどきを受けたSNさんが、林の緑を揺らぎのようなものが通過するのを感知し始めた。 「今行ったあれでしょ」 背景が、透明のものとはいえ屈折率の違いからだろうか、揺らぐようなのだ。 見方に慣れてきたのか、何となくやり方がわかったよ、とまで仰るようになった。 私には飛蚊症があるので、どうもこういうときには紛らわしくて不利である。 だが、おぼろげながらふつふつとしてくることがある。 坂本さんは真言密教を修行したことがあるという。 武良さん、SNさんも宗派とは関係なしにこうした精神修養をしたことがあるのだ。 日ごろβ波ストレスにさいなまれた私などとは心の持ち方が違うのかもしれない。 UFOやスカイフィッシュを「見る」というのは、θ波のような非常在波が出やすい人特有の 超常現象なのかもしれない、と思えたことか。 むろん、定かに調べたわけではなく、私見に過ぎないことを申し添えておきたい。
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2002.05.26 |
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